ディープシーク (DeepSeek) は8月13日(現地時間)、開発者向けオープンソースのエージェントハーネス「ディープシーク・ハーネス (DeepSeek Harness) v0.1」と、エージェントワークロードに特化した主力モデルの更新版「ディープシーク V4 Pro (DeepSeek-V4-Pro)」の提供を開始した。ディープシーク・ハーネスは、Anthropic のクロード・コード (Claude Code) などに対しモデル非依存の選択肢を提供する。ディープシーク V4 Proはウェブ、モバイルアプリ、APIで利用可能となるが、API利用料は引き上げられる。

ディープシーク・ハーネス v0.1は、MITライセンス (MIT License) の下で開発者プレビューとして提供されており、コードはGitHubで公開されている。このプロジェクトはEverything is a plugin(全てがプラグインである)という設計思想に基づき、モデル、ツール、スキル、セッション、サンドボックス、ファイルシステム、ループ、オーケストレーション、ユーザーインターフェースなど、エージェントランタイムのほぼ全ての要素をプラグインとして交換できるモジュール性を特徴とする。

ディープシーク・ハーネスは、リポジトリの検査、ファイルの編集、シェルコマンドの実行、ファイルおよびウェブ検索、計画の維持、スキルの呼び出し、サブエージェントへの作業委任、承認ポリシーの適用といった機能を備えている。これにより、クロード・コードやOpenAIのCodexのようなエージェント型コーディングツールに対し、モデルに依存しない代替手段となることを目指している。

一方、ディープシーク V4 Proの公式版は、ディープシークのウェブインターフェース、モバイルアプリ、およびAPIで利用可能となる。このモデルは、OpenAI Responses APIのネイティブサポートが強化されている。ディープシーク V4 Proは1.6兆パラメータ(トークンあたり490億パラメータが活性化)で、より小規模なディープシーク V4 Flash (DeepSeek-V4-Flash) は2840億パラメータ(130億パラメータが活性化)で提供される。両モデルともに最大100万トークンのコンテキストウィンドウをサポートする。

APIの料金体系については、ディープシークは既存の定額料金を廃止し、8月16日(東部時間午前2時)からピーク時とオフピーク時の料金を導入する。オフピーク時のキャッシュミスおよび出力価格も、現在の価格より大幅に高くなる予定だ。


参考: venturebeat.com — 2026年8月14日 01:47 (JST)

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