Googleは2026年8月12日(現地時間)、生成AIモデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。このモデルは、コーディングやエージェントタスク向けのGoogleのワークホースモデルとして位置づけられている。前バージョンの「Gemini 3.6 Flash」から3週間後のリリースとなり、開発者からのフィードバックとアルゴリズムの革新が反映されている。
Gemini 3.7 Flashは、ソフトウェアエンジニアリング、ナレッジワーク、ウェブ開発ワークフローにおいて大幅な改善が図られている。コーディングタスクでは、デバッグや問題解決能力が向上し、FrontierCode 1.1 Mainで43.6%(3.6 Flashは34.4%)、DeepSWE v1.1で65.3%(3.6 Flashは49.0%)の性能向上を達成した。
ウェブ開発では、より機能的なレイアウトと機能が充実したアプリケーションを少ないプロンプトで生成できる。UI生成においては、スクリーンショットや画像などの参照入力に基づいて高いデザイン遵守度を示す。知識集約型分野では、GDP.pdfベンチマークで34.0%(3.6 Flashは22.0%)、AutomationBenchで30.4%(3.6 Flashは17.0%)の精度向上を実現した。
開発者体験も改善され、障壁への適応力、意図の明確化、指示への忠実な追従性が向上している。マルチステップ計画とツール呼び出しにおいて、より綿密な思考と実行が可能となった。
Gemini 3.7 Flashは、2026年12月31日まで特別価格で提供される。入力トークン100万あたり0.75ドル、出力トークン100万あたり3.75ドルとなる。2027年1月1日からは、入力トークン100万あたり1.50ドル、出力トークン100万あたり7.50ドルが適用される。Google AI ProおよびUltraの購読者向けの個人用AIエージェント「Gemini Spark」も、本日よりGemini 3.7 Flashを利用する。
参考: blog.google (アーカイブ) — 2026年8月13日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Introducing Gemini 3.7 Flash, our most intelligent workhorse model yet for coding and agents."