ディープシーク(DeepSeek)は2026年8月13日(現地時間)、フラッグシップAIモデル「DeepSeek-V4-Pro-0813」のアップデート版をリリースしました。このモデルは、一部の開発者から全体的な性能と価格設定に関して不満の声が上がる一方、サイバーセキュリティのようなニッチな分野では研究者から高い評価を受けています。以前のV4 Flashモデルがその極端なコスト効率で注目されたのとは対照的に、今回の主力モデルは汎用ベンチマークにおいて競合他社に及ばない結果を示しています。
早期のベンチマーク結果によると、DeepSeek-V4-Pro-0813はArtificial Analysis Intelligence Indexで53点を獲得しました。これはZhipu AI(ジーフーAI)のGLM-5.2と同一スコアであるものの、OpenAIのGPT-5.6シリーズTerraモデルを4点下回り、Moonshot AI(ムーンショットAI)のKimi K3には7点及びませんでした。
Vals AI(ヴァルスAI)が複数のベンチマークでモデルを評価するためにまとめたVals Indexでは、DeepSeek-V4-Pro-0813は12位に位置付けられました。これはOpenAIの旧世代モデルGPT-5.5の後塵を拝し、Kimi K3やAnthropic(アンスロピック)のClaude Opus 5にも大きく劣る結果となりました。ヴァルスAIは、特にサンドボックス型ターミナル環境でのタスク完了と、Excelスプレッドシートでの複雑な金融モデル生成の2つの領域で、同モデルが苦戦したと指摘しています。
一方で、サイバーセキュリティのような特定の分野では、同モデルは研究者から高く評価されています。4月のプレビュー版に対する今回のアップデートは、ディープシークの公式ウェブサイト上で簡潔な声明として公開され、significantly enhanced agent capabilitiesと説明されました。しかし、この声明は木曜日の午後にはウェブサイトから削除されています。
原文ハイライト"significantly enhanced agent capabilities"