Oracle Cloud Infrastructure (OCI)は2026年6月29日(現地時間)、OCI Enterprise AIの月次アップデートを発表した。テキスト、画像、複合テキスト・画像入力からのエンベディングを可能にするコヒア・エンベッド・フォー (Cohere Embed 4)のマルチモーダルサポートを拡張する。また、OCI Enterprise AIをUAEセントラル(アブダビ)リージョンで提供を開始し、中東地域のデータ主権要件に対応する。
今回のアップデートでは、OCI Enterprise AIにおいてコヒア・リランク・フォー (Cohere Rerank 4)がオンデマンドおよびDedicated AI Clustersで利用可能となった。これは、Retrieval-Augmented Generation (RAG)や知識検索などのユースケースにおける検索精度向上に寄与するものです。
さらに、マルチモーダル機能では、xAI Voiceによるテキストから音声への変換もサポートする。これにより、顧客は視覚検索、文書理解、音声対応アシスタントなどのAI体験を構築できる。
モデル可用性も拡大しており、NVIDIA Nemotron 3 UltraがDedicated AI Clustersで利用可能になった。また、Alibaba QwenやGoogle Gemmaなどのモデルのインポートに対応し、OpenAI gpt-oss-20bおよびgpt-oss-120bをB200専用AIクラスター上でUAEセントラル(アブダビ)リージョンでホスティングできるようになった。
その他、OCI Resource Analyticsが提供され、クラウド資産の近リアルタイムインテリジェンスを提供。SQLクエリ、グラフベースの可視化、分析ダッシュボードを通じてOCIリソース、関係性、設定メタデータへのアクセスを可能にする。
参考: blogs.oracle.com — 2026年6月30日 09:00 (JST)
原文ハイライト"expanded multimodal support with new features for Cohere Embed 4"