Googleは2026年7月6日(現地時間)、Gemini APIにおけるマネージドエージェントの新機能を発表した。開発者が信頼性の高い本番環境対応のエージェントを構築できるよう、非同期インタラクションのためのバックグラウンド実行、リモートModel Context Protocol (MCP)サーバーとの統合、カスタム関数呼び出し、およびインタラクション全体での認証情報更新に対応する。
マネージドエージェントは、単一のエンドポイントを呼び出すことで、Geminiが推論、コード実行、パッケージインストール、ファイル管理、分離されたクラウドサンドボックス内でのウェブ情報処理を担う。今回の更新により、開発者はHTTP接続を開き続けることなく、バックグラウンド実行機能を用いて非同期でインタラクションを実行できる。これにより、APIは即座にIDを返し、クライアントアプリケーションはステータスのポーリングや進行状況のストリーミング、後からの再接続が可能になる。
また、リモートModel Context Protocol (MCP)サーバーとの直接接続が可能になり、プライベートデータベースや内部APIへのアクセスにおいてカスタムプロキシミドルウェアを記述する必要がなくなる。エージェントはセキュアなサンドボックスからエンドポイントと通信できる。さらに、カスタム関数を組み込みサンドボックスツールと組み合わせて使用できる。APIはステップマッチングを利用し、組み込みツールはサーバーで自動的に実行され、カスタム関数はインタラクションをrequires_actionに移行させ、クライアントがローカルビジネスロジックを実行する。
認証情報管理においては、既存の environment_id と新しいネットワーク構成を次のインタラクションで渡すことで、アクセスキーやAPIキーなどの認証情報を更新またはローテーションできる。これにより、サンドボックスのファイルシステム状態、インストール済みパッケージ、クローンされたリポジトリは維持される。これらの更新により、マネージドエージェントはアプリケーションをブロックすることなくリアルな開発環境内で動作する非同期ワーカーとして機能する。
参考: Google AI Blog — 2026年7月7日 09:00 (JST)