Teslaの自動運転システム「FSD (Full Self-Driving)」の最新バージョンv14.3.4 (ファームウェア2026.14.6.12) は6月23日(現地時間)にリリースされた。6月26日(現地時間)時点で、このアップデートに対する初期ユーザーの評価は賛否両論に分かれている。車線変更の滑らかさや駐車支援の改善を評価する声がある一方で、以前のバージョンと比較して性能が後退したとの報告も複数見られる。現在、北米地域ではTesla車両全体の約0.4%にこのアップデートが配信されている。

FSD v14.3.4は6月中旬にファームウェア2026.14.6.10としてロールアウトが始まり、その後2026.14.6.11、そして6月23日には2026.14.6.12がリリースされた。これらのサブバージョンには大きな変更点に関するリリースノートは記載されていない。

ユーザーからは、車線変更がスムーズになり、駐車時の挙動がより確実になったという肯定的な意見が寄せられている。また、LA trafficにおける走行性能の改善を指摘する声も上がっている。特に、不必要な急ブレーキが減少したとの評価もある。

一方で、一部のユーザーは2026.14.6.11と比較して2026.14.6.12は運転が「jumpy (不安定)」になったと報告しており、駐車場での挙動や特定のカーブでの判断に迷いが見られるといった否定的な意見も存在する。TeslaFi.comとTessieからのデータによると、アップデートの配信は6月24日にピークを迎えた後、現在は減速している。これは、ユーザーからの報告された不具合を受けてTeslaが配信を一時停止した可能性も示唆されている。

FSD v14.3.4の公式リリースノートには、強化学習 (Reinforcement Learning (RL)) 段階のアップグレードやニューラルネットワークのビジョンエンコーダの改善、AIコンパイラとランタイムの書き換え (MLIR 2を使用) により反応時間が20%高速化されたことなどが含まれている。また、不要な車線バイアスや車間距離の詰めすぎの軽減、駐車場所選択と操作の決断力向上、緊急車両やスクールバスへの対応強化なども挙げられている。


参考: teslaoracle.com (アーカイブ) — 2026年6月27日 05:30 (JST)

原文ハイライト

"Tesla FSD v14.3.4 (2026.14.6.12) Update Gets Mixed First Impressions From Users"

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