Vercel(ヴァーセル)は8月12日(現地時間)、AI Gateway(AIゲートウェイ)およびeve(イヴ)エージェント向けに、Exa(エクサ)ウェブ検索の無料提供を8月31日まで実施すると発表した。この期間中、開発者は個別のExa API keyなしでExaの高度な検索機能を利用できる。無料提供終了後もExaの機能を利用する場合は、自身のExa API keyの取得が必要となる。この措置は、開発者によるExaの試用を促進する。
今回の期間限定の無料提供により、開発者は個別のExa API keyを別途取得することなく、VercelのAI Gatewayを介してExaの高度なウェブ検索機能を試用できる。AI Gatewayは、様々なAIモデルへのアクセスを抽象化し、一元的に管理するためのプラットフォームであり、この統合により、ウェブ検索の呼び出し時にAI Gatewayが自動的にリクエストをExaのSearch APIにルーティングし、検索結果とウェブページからの抽出コンテンツを返却する仕組みとなっている。Vercelはこの機能が、ドメインフィルター、日付フィルター、そしてトークン効率の良い要約機能に対応している点を強調している。
AIエージェント構築のためのフレームワークであるeveでは、組み込みのweb_searchツールが、AI Gateway経由でAIモデルが提供される場合に、デフォルトでExaを利用する。AI SDKを使用する開発者は、generateText呼び出しのtoolsパラメーターにgateway.tools.exaSearch()を渡すことで、この機能を簡単に組み込むことが可能だ。
この無料提供は、開発者がExaウェブ検索の機能を評価し、自身のプロジェクトに組み込むための機会を提供する。特に、AIエージェントのようなウェブ情報へのアクセスが不可欠なアプリケーションにおいて、迅速なプロトタイプ開発を支援する利点がある。また、API keyの管理が不要となるため、導入の障壁が低い点も特徴である。Vercelは、Exaの検索能力が、情報検索を伴う複雑なAIアプリケーションの開発を加速させると位置づけている。
この無料提供は8月31日に終了する。期限以降の利用については、Exa API keyの取得と、それに関連する課金体系への移行が必要となる。Vercelは、詳細な利用方法や今後の課金体系に関する情報について、同社のウェブ検索ドキュメントで説明している。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年8月12日 09:01 (JST)
原文ハイライト"Exa web search free through August 31 on AI Gateway and eve"