ウェイモ (Waymo) は2026年6月22日(現地時間)、米国で展開する約3,900台のロボタクシーについてリコールを発表した。これは、ソフトウェアの問題により車両が閉鎖された高速道路の工事区間に進入し、走行を継続する可能性があるため。同社のリコールは1カ月余りで2度目となる。
国家幹線道路交通安全局 (NHTSA) に届け出られた今回のリコールは、4月上旬以降にカリフォルニア州とアリゾナ州で発生した十数件以上のインシデントに起因する。ウェイモの自動運転車 (AVs) が、閉鎖ランプの標識を認識せず、事前に計画された高速道路の工事区間や建設作業中の車線に進入した事例が複数確認された。
ウェイモは、高速道路の閉鎖状況に対する認識と対応を改善するまで、一時的に高速道路での運転を制限した。車両ソフトウェアを更新し、工事区間への進入を回避する措置を講じている。ウェイモはロイター (Reuters) に対し、高速道路の工事区間周辺での性能に関して改善すべき領域を特定したと声明で述べている。
ウェイモは先月、車両が制限速度の高い冠水路に進入する可能性があるとして、約3,800台のロボタクシーをリコールしている。これは4月20日にサンアントニオ (San Antonio) で発生した、ウェイモの車両が無人のまま冠水した車線に進入した事故を受けたもの。過去2年間で、牽引車両の動きの予測の不正確さや、ポールのような永久的な物体に対する検出反応に関するリコールも実施している。
また、ウェイモは現在、NHTSAによる調査に直面している。1月にサンタモニカ (Santa Monica) の小学校近くで自動運転車が子供に接触し、軽傷を負わせた事故に関するもの。国家運輸安全委員会 (National Transportation Safety Board) は3月、1月に発生した、ウェイモの自動運転車が点灯したスクールバスを違法に追い越した事案について調査中であると発表した。スクールバスの違法追い越し問題は、昨年12月にもウェイモによるリコールの原因となっていた。
参考: carriermanagement.com — 2026年6月23日 00:00 (JST)
原文ハイライト"identified an area of improvement regarding performance around freeway construction zones"