DeepSeekは2026年10月20日(現地時間)、自社開発の推論フレームワーク「ディープインファー (DeepInfer)」をオープンソースとして公開したと発表した。これに加え、同社は大規模言語モデル「DeepSeek-V4.1-Flash-1017」の提供を開始。DeepSeek-V4.1-Flashの推論を高いスループットと低レイテンシで実現するとしている。

ディープインファーは、DeepSeekが社内で運用する推論フレームワークであり、DeepSeek-V4.1-Flashのような大規模モデルの推論を効率的に行うために設計されている。同社は、コミュニティが計算コストを削減し、エネルギー使用量を抑制することで、AIをより利用しやすくすることを目的として、この生産スタックを共有すると説明している。

DeepSeek-V4.1-Flash-1017は、2026年10月17日(現地時間)に発表された。このモデルは、既存バージョンと比較してベンチマーク性能が向上し、タスク完了速度が速く、出力が短縮されている。これにより、性能とコストにおいてパレート改善を達成したとDeepSeekは述べている。DeepSeekのウェブサイト、アプリ、APIで利用可能であり、DeepSeekHarnessやテンセント・コードバディ (Tencent CodeBuddy) など向けに最適化されている。

DeepSeekはこれに先立ち、2026年9月10日(現地時間)には新しいアーキテクチャファミリーの最小モデルとしてDeepSeek-V4.1-Flashを発表。ネイティブな視覚理解能力を持つとし、高い能力、速い推論、高いスループット、大規模モデルへのスケーリングのために設計されたモデルだと説明していた。また、2026年8月21日(現地時間)には、テキスト能力においてDeepSeek-V4-Flashと同等の実験的マルチモーダルモデルDeepSeek-V4-Flash-Vision-ExpをDeepSeek APIプラットフォームで提供開始している。


参考: x.com — 2026年10月29日 03:53 (JST)

原文ハイライト

"Stronger benchmark performance, faster task completion, and shorter outputs than the previous version"

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