Lilly Chen氏は2026年10月28日(現地時間)、元Facebookエンジニアの経歴を持つ人物として、政府向けソフトウェア企業FSHテクノロジーズ (FSH Technologies) を共同設立し、最高経営責任者 (CEO) を務めている。FSHテクノロジーズは、学校給食サービスや公記録管理など、政府の業務改善に人工知能 (AI) を活用したソフトウェアを提供。同社はこれまで総額2500万ドルを調達している。
リリー・チェン (Lilly Chen) 氏は、16歳でグレーブス病を患い、修道僧として約2年間を過ごすという異色の経歴を持つ。その後、高校卒業資格なしでコロラド・カレッジ (Colorado College) に進学し、2019年に数学と経済学で二重専攻を卒業した。在学中には、プロとしてDota 2をプレイし、OpenAIのゲームAIとも対戦する経験も持つ。
大学卒業後、チェン氏はFacebookのエンジニアとしてAIモデルのトレーニングに用いられるインフラを構築した。しかし、2021年1月6日の米国議会議事堂襲撃事件の報道を見て、Facebookの役割に疑問を感じ、退職を決意。その後、意味のある仕事を探し、2024年にFSHテクノロジーズ (FSH Technologies) が現在の形となった。
フィラデルフィアを拠点とするFSH Technologiesは、これまでに総額2500万ドルの資金を調達している。最近のシリーズAラウンドでは2000万ドルを調達し、ラチー・グルーム (Lachy Groom)、ジェネラル・カタリスト (General Catalyst)、ランプ (Ramp)、スクリブル・ベンチャーズ (Scribble Ventures)、オペレーター・パートナーズ (Operator Partners) が参加した。シード資金はベンチャー企業のコントラリー (Contrary) が主導しており、同社のジェイソン・チェン (Jason Chen) 氏が最高執行責任者 (COO) としてFSH Technologiesに加わっている。
参考: Crunchbase News (アーカイブ) — 2026年10月28日 20:00 (JST)