ディープシーク (DeepSeek) は2026年9月15日(現地時間)、新モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を正式にリリースしたと発表した。同モデルは新しいモデル構造系列の最小サイズで、ネイティブな多モーダル視覚理解能力を持つ。APIにも同期して公開され、複数のベンチマークスコアが更新されたほか、APIの価格調整も実施された。

DeepSeekは2026年9月10日付けの更新で、新モデルDeepSeek-V4.1-Flashの提供開始を公表した。このモデルは、同社が新たに設計したモデル構造系列における最小モデルと位置付けられており、ネイティブな多モーダル視覚理解能力を特徴とする。新モデル構造は、能力上限の向上、推論速度の高速化、スループットの拡大、および大規模パラメーターモデルへの拡張性を念頭に設計された。

DeepSeek-V4.1-Flashは、主要なベンチマークで性能向上を示している。具体的には、GPQA Diamondで90.9、HLEで36.8(純テキストサブセットでは39.1)、Codeforces (Rating)で3471、MathArena Apexで65.6を記録した。Terminal-Bench 2.1では90.6、DeepSWE v1.1では74.2、CyberGymでは88.1などのスコアも発表されている。

APIにおいても変更があり、DeepSeek V4.1 FlashはDeepSeek API上で提供が開始され、「deepseek-flash」というモデル名で呼び出しが可能となる。旧バージョンのモデルである「V4 Flash」とV4 Flash Vision Expは廃止されたが、互換性維持のため、一時的にモデル名deepseek-v4-flashおよびdeepseek-v4-flash-vision-expは「V4.1 Flash」にルーティングされる。また、ユーザーの要望に応じ、「DeepSeek V4 Pro」のAPI呼び出しサービスは2026年9月14日以降も引き続き提供される。

DeepSeek-V4.1-Flashのリリースに伴い、DeepSeek APIの価格は下方に調整されたと説明されている。


参考: api-docs.deepseek.com (アーカイブ) — 2026年9月15日 20:50 (JST)

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