OpenAIは2026年8月27日(現地時間)、SpaceXによるCursor 買収を受け、カーソルへのOpenAIモデル提供契約を終了する意向をスペースX (SpaceX) に通知したと発表した。提案された契約終了日は2026年11月12日であり、開発者がカーソルを通じてOpenAIモデルにアクセスできる期間を最大化するため、契約で定められた最大限の通知期間を設けるとしている。
OpenAIは今回の決定について、イーロン・マスク (Elon Musk) 氏の企業が契約違反をした経験に基づき、スペースXがOpenAIの利用規約に従って技術を使用することに確信が持てないためと説明した。マスク氏が買収したTwitter(現在はSpaceXの一部)がOpenAIとの契約条項に違反したこと、そして今年初めにマスク氏がxAI(これも現在SpaceXの一部)がOpenAIの利用規約に違反したことを宣誓証言で認めたことを理由として挙げた。
OpenAIは、スペースXのような大規模なパートナーと協力する際には、利用規約の遵守と大規模での安全確保を確実にするため、通常はカスタム契約に依存していると説明した。カーソルとのカスタム契約には、経営権変更後に契約をキャンセルできる期間が限られていることに言及した。また、AI能力の進歩に伴い、次期モデル「Astra」が利用規約に沿って使用されることを確実にする新たな責任があるとも述べている。
OpenAIはカーソルと約4年間協力し、そのチーム、製品、開発者コミュニティのために構築されたものに対して多大な敬意を抱いていると表明した。今回の決定により最も影響を受けるのは、カーソルでOpenAIモデルを利用している開発者であると認識し、この移行期間における彼らの体験を重視し、サポートに尽力する用意があると述べた。
参考: OpenAI Blog (アーカイブ) — 2026年8月28日 02:00 (JST)
原文ハイライト"We cannot be confident that SpaceX will use our technology within our terms of service"