Vercelは2026年8月12日(現地時間)、AI SDK harness layerがAgent Client Protocol (ACP) 互換のハーネスをサポートしたと発表した。新パッケージ「@ai-sdk/harness-acp」を通じ、HarnessAgentでACP互換のハーネスを統合できる。これにより、特定のランタイムに依存しない汎用的なアダプター構築が可能になる。
以前のAI SDKハーネスアダプターは、Claude Code、Codex、Pi、Deep Agents、OpenCodeといった特定のランタイムに個別に特化していました。今回導入された@ai-sdk/harness-acpパッケージは、プロトコル自体をラップするメタアダプターとして機能します。これにより、ACP互換パッケージを出荷するあらゆるハーネス向けのアダプターを開発できるようになります。
ハーネスを実装するには、「createACP」関数にそのパッケージを渡し、基本的なハーネスマッピングを設定します。その後、他のハーネスと同様にHarnessAgentに渡して使用します。例えば、@agentclientprotocol/codex-acpパッケージを基にCodex用のACPハーネスを構築し、「CODEX_API_KEY」や「OPENAI_API_KEY」といった環境変数を転送する設定も可能です。
ACPはコーディングハーネスを抽象化しますが、AI SDK harness layerは意図的にACPから切り離された状態を維持しています。すべてのハーネスがACPをサポートするわけではなく、一部ではACPによって内部動作の露出が制限される場合があるため、@ai-sdk/harness-claude-codeや@ai-sdk/harness-codexのような直接アダプターが推奨されるケースもあります。@ai-sdk/harness-acpは、直接アダプターが存在しないものの、ACP互換パッケージを提供しているハーネス向けに利用されます。詳細はACP harness documentationで確認できます。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年8月13日 09:00 (JST)
原文ハイライト"The AI SDK harness layer now supports any Agent Client Protocol (ACP)-compatible harness"