Vercelは2026年8月12日(現地時間)、同社のAI GatewayにおいてGoogleの「Gemini 3.7 Flash」モデルの提供を開始した。2026年12月31日までの期間、Gemini 3.7 Flashの利用料金を50%割引で提供する。
Gemini 3.7 Flashは、従来のFlashモデルと比較して、ソフトウェアエンジニアリングやエージェントワークの性能が向上している。このモデルは問題解決の信頼性を高め、失敗したエージェントループに費やす時間を短縮する。これにより、長時間にわたるツール呼び出しシーケンスでの効率が改善される。また、デザインモックアップからデスクトップおよびウェブアプリケーションのコードを直接生成し、元のデザインへの忠実度を高めることができる。
AI SDKを通じてGemini 3.7 Flashを使用する場合、モデルをgoogle/gemini-3.7-flashに設定する。コーディングエージェントで利用する際は、vercel ai-gateway coding-agents setupを実行し、Claude Code、Codex、OpenCode、またはPiを接続した後、エージェント内でgoogle/gemini-3.7-flashを選択する。コードなしで試用したいユーザーは、モデルプレイグラウンドで利用できる。
AI Gatewayは、モデル呼び出しのための統合APIを提供し、使用状況とコストの追跡、リトライ、フェイルオーバー、およびパフォーマンス最適化の設定を通じて、プロバイダーよりも高い稼働率を実現する。これには、カスタムレポート、Zero Data Retention (ZDR) サポート、APIキーごとの予算設定、ルーティングルールなどが組み込まれている。AI Gatewayは、プロバイダーの料金を上乗せなしで反映し、Bring Your Own Key (BYOK) リクエストを含め、推論に対するプラットフォーム手数料を請求しない。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年8月13日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Gemini 3.7 Flash improves on prior Flash models at software engineering and agentic work."