Waymoは2026年7月28日(現地時間)、配車サービス向け車両「Ojai (オハイ)」の車載体験を刷新し、Googleの「Gemini in Waymo」と再設計されたユーザーインターフェースを導入すると発表した。Ojaiは、利用者が自身の空間として活用できる柔軟で高品質な車両キャビンとして設計されており、「動くリビングルーム」と位置付けられている。これらの新機能は、利用者が車内での体験をパーソナライズし、より快適な移動を可能にすることを目指している。
Waymo Driverが車両外の物理世界をナビゲートする間、利用者は車両内でGoogleのGemini (ジェミニ) in Waymoを活用し、情報発見、連携、支援を受けることが可能となる。「Gemini in Waymo」は、キャビン制御、旅程情報、Waymoに関する情報、および日常知識を利用者に提供する。
利用者は画面上のGeminiアイコンを押すことで、冷暖房の調節や周辺のコーヒーショップの検索、記念碑の歴史に関する質問など、音声コマンドを通じて様々な操作や情報の入手ができる。これは「Waymo Driver」とは独立して動作する対話型AIアシスタントであり、車両の動きや経路を制御したり、リアルタイムの運転データにアクセスしたりすることはない。「Gemini in Waymo」はベータ版として提供されており、今後も音声アシスタント機能の強化や新機能の追加が予定されている。
また、Ojaiの新しい画面インターフェースも数年ぶりの大幅なデザイン更新として導入された。このインターフェースは、利用者がリラックスして操作できるよう設計されており、主要な乗車情報の表示、音楽再生の効率化、キャビン制御やメディアオプションへのアクセスが容易な直感的なシステムメニューを提供する。システムはtri-screen experienceと呼ばれる3画面連携を利用し、複数または単独の利用者に合わせて情報表示を調整する。例えば、後部座席の単独利用者は自身の画面で完全な制御が可能で、他の2画面は簡略化されたトリップステータス表示やアンビエントメディアプレーヤーを表示する。この連携は、画面を暗くし最小限のトリップ情報を表示する「Calm Mode」のような新機能も可能にしている。
参考: Waymo Blog (アーカイブ) — 2026年7月29日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Gemini in Waymo empowers riders with cabin controls, journey information, Waymo education, and everyday knowledge"