NVIDIAは7月28日(現地時間)、AIおよびロボティクス開発者向けプラットフォーム「NVIDIA Jetson」の能力を紹介するブログ記事を公開した。特に「Jetson Orin Nano Super」は、ハンドバッグに収まるコンパクトなサイズながら、生成AIタスクを処理するデスクトップクラスの性能を提供し、最初のAIロボット構築に理想的であるとしている。物理世界でのAI開発を加速するための事例が多数提示された。
NVIDIA Jetsonプラットフォームは、物理世界向けに設計されたエッジAIおよびロボティクス開発プラットフォームであると説明されている。ロボット、自律機械、実世界でのAIプロジェクトに利用可能で、教室、研究室、メーカー空間など、幅広い環境での活用が想定されている。
Jetson Orin Nano Superは、67兆演算/秒(TOPS)のAI性能を持つ。このモジュールは、コンパクトなサイズで生成AIタスクをデスクトップPCと同等の能力で実行できる。初心者でもコンピュータービジョンやAIエージェントの構築、エッジAIのプロトタイピングを学ぶための実用的な道筋を提供するとされる。
NVIDIAは、Jetson Orin Nano Superの活用事例として、玩具の電気自動車を自律操作するAIモデル「SidewalkPilot」や、同モジュールを搭載したReachy Mini Lite向けの完全オンデバイス音声・視覚アシスタントReachy Mini Jetson Assistantを挙げている。さらに、オープンウェイトモデル「Mistral」を使用してAI搭載ロボットを構築する事例や、Yoctoを搭載しAIモデルがリアルタイムで議論するRobotics AI Podcastも紹介された。NVIDIA Jetson Device SkillsおよびJetson BSP Skillsは、開発者がAIエージェントのコーディングを容易にし、エッジでの実世界AIの作成、最適化、展開を支援する。
参考: NVIDIA Blog (AI) (アーカイブ) — 2026年7月29日 00:00 (JST)
原文ハイライト"Compact enough to carry in a bag, yet powerful enough to take on the toughest"