Centralizeは7月29日(現地時間)、ステルスモードから脱却し、シリーズA資金調達ラウンドで1500万ドルを調達したと発表した。今回のラウンドはNew Enterprise Associates (NEA)が主導し、Salesforce Ventures、Y Combinatorなどが参加している。同社はエンタープライズセールス向けプラットフォームを提供しており、これまでのシードラウンドと合わせ、総調達額は1900万ドルに達した。
Centralizeは、MetaのFacebook Shops創設エンジニアを務めたRachit Kataria氏がCEOを、Slack Huddlesの開発者であるWilliam Wang氏がCTOを務める企業である。両氏はUniversity of Southern Californiaの同窓で、大規模な製品開発経験を持つ。Kataria氏は、エンタープライズ顧客との関係構築における課題を認識し、現代のセールスプラットフォームにおける関係層の不足を解決するためCentralizeを設立した。
同社のプラットフォームは、組織図を中心とした視覚的でマルチプレイヤーなインターフェースを提供する。AIエージェントが、ファーストパーティデータ、通話記録、メール、カレンダーイベント、ウェブソースを分析し、主要な関係性を継続的に構築する。AIアシスタント「Centra」は、予算所有者やCROへのアプローチ方法などの質問に即座に回答し、主要な関係者の離脱や新しい意思決定者の参加を警告する機能を持つ。
Centralizeは「管理アカウント数」に基づいて課金され、アカウントエグゼクティブ、セールス開発担当者、カスタマーサクセスマネージャーなどのクロスファンクショナルチームがリアルタイムでアカウントマップを共同利用することを促す。同社は過去1年間で収益が「ほぼ8倍」に増加したと発表しており、CoreWeave、Cognition、Decagon、Brex、Webflow、LangChain、MaintainXなどの企業を顧客に持つ。事業拡大のため、Centralizeは資金調達の発表と同時に、無料のシングルプレイヤー層をローンチした。
NEAのベンチャーパートナーであるHilarie Koplow-McAdams氏は、Rachit氏とWill氏が構築したのは稀有なものだ、と述べている。同氏は、営業チームが実際に使いたがる製品であり、単なる強制される記録システムではないとコメントした。また、AIがエンタープライズセールスの日常をどのように変えるかについて、創設チームが極めて鋭い理解を持っていることが投資の決め手となったと付け加えている。
参考: Crunchbase News (アーカイブ) — 2026年7月29日 22:00 (JST)
原文ハイライト"product that sales teams actually want to use"