Databricksは2026年6月16日(現地時間)、データに基づくビジネス業務の自動化と編成を支援する新たなエージェント型コワーカー「Genie One」を発表した。Genie Oneは、構造化・非構造化を問わず、Databricks内外のあらゆるデータを横断して機能する。これにより、ビジネスチームがデータから信頼できる回答と行動を得ることが可能になる。
Genie Oneは、DatabricksのAIコワーカー製品群「Genie」の一部として提供される。「Genie」の中核には「Genie Ontology」があり、組織内のデータ、ドキュメント、タグ、コンテンツ、アプリケーション、人々から得られるあらゆる知識のウェブとして機能する。これは、エンタープライズAIが直面する課題の一つであるビジネスの完全な理解を解決する、自己改善型のコンテキスト層であるとDatabricksは説明している。
Genie Ontologyは、Databricksだけでなく、AIツールや接続された職場アプリケーション(ファイル、チケット、チャット、会議など)からビジネス知識を自動的に抽出し、継続的に更新する。これによりGenie Oneは、統制されたデータから実際の回答を取得し、次の適切な行動をとることができ、より高い精度、低い遅延、低コストを実現するという。
Databricksの共同創業者兼CEOであるアリ・ゴドシ (Ali Ghodsi) 氏は、今日のほとんどのエンタープライズAIは、誤った自信を持って推測しているに過ぎない。これはビジネスにとって十分ではないと述べ、Genie Ontologyがデータからコンテキストを継続的に学習することで、より高速で正確な回答とエージェントを提供すると強調した。Genie OneはWeb、iOS、Androidで利用可能で、Google Drive、Jira、Slack、Confluence、SharePointなど50以上の人気アプリやデータシステムと接続する。
Genie製品群には、チームが再利用可能なエージェントを作成できる「Genie Agents」と、ビジネスアプリを構築できるGenie App Builderも含まれる。これらはすべてUnity Catalogによって統制される。さらに、データチーム向けの自律型AIエージェント「Genie Code」と、データおよびAI資産を自律的に監視・調査し、修正を提案するバックグラウンドエージェント「Genie ZeroOps」も提供される。
参考: databricks.com — 2026年6月16日 18:00 (JST)