Vercelは2026年7月31日(現地時間)、同社のAI Gatewayにおいて、大規模言語モデルDeepSeek V4 Flashの更新された重みをデフォルトで提供開始したと発表した。この変更により、ユーザーは既存のモデルIDやコードを変更することなく、性能が向上したエージェント機能を利用できるようになる。特に、評価指標であるTerminal-Benchのスコアが大幅に上昇するなど、改善が確認されている。

更新されたDeepSeek V4 Flashは、AI Gatewayで自動的に最新の重みを使用する仕様となっている。ユーザーは、モデルIDや既存のコードを変更する必要なく、この機能強化を利用できる。

評価指標のTerminal-Benchにおいては、そのスコアが82.7を記録した。これは、4月に提供されたプレビュー版が記録した56.9から25.8ポイントの大幅な上昇に相当する。

現時点では、更新された重みを提供するプロバイダーはDeepSeekのみである。Zero Data Retentionを含む他のプロバイダーも来週中には対応する予定とされている。AI SDKを使用する場合、モデルをdeepseek/deepseek-v4-flashに設定することで、AI Gatewayがデフォルトで新しい重みを持つプロバイダーにルーティングする仕組みを採用している。

コーディングエージェントにおいてDeepSeek V4 Flashを利用する際は、vercel ai-gateway coding-agents setupを用いたエージェントのAI Gatewayへの接続、およびエージェントのモデル設定でのdeepseek/deepseek-v4-flashの選択が必要となる。AI Gatewayは、Bring Your Own Key (BYOK) リクエストを含め、推論に対するプラットフォーム料金を徴収せず、プロバイダーの料金を反映する形で運用される。


参考: Vercel Blog — 2026年7月31日 16:00 (JST)

原文ハイライト

"DeepSeek V4 Flash now runs updated weights on AI Gateway"

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