セーフ・スーパーインテリジェンス (Safe Superintelligence) は7月31日(現地時間)、基盤AI企業として50億ドルを調達し、今週最大規模の資金調達ラウンドとなった。同社はNvidia からの出資を含む長期提携を発表した。核融合エネルギー技術に取り組むコモンウェルス・フュージョン・システムズ (Commonwealth Fusion Systems) も10億ドルを調達し、これに続いた。これらを含む上位の資金調達はCrunchbase Newsが同日報じた。
セーフ・スーパーインテリジェンスは、OpenAIの共同創業者であるイリヤ・サツケバー (Ilya Sutskever) が設立した企業で、Nvidia との長期提携を通じて成長を加速させる。この提携には、Nvidiaからの50億ドルの出資が含まれており、計算資源の強化が目的とされている。
コモンウェルス・フュージョン・システムズ (Commonwealth Fusion Systems) は、グリッドスケールの核融合発電所の開発を進めており、今回10億ドルの新たな資金を調達した。これにより、同社への累計投資額は40億ドルに達した。
その他の大規模な資金調達ラウンドでは、データセンター向けに蓄熱バッテリーを提供するアントラ・エナジー (Antora Energy) がシリーズCラウンドで5億5000万ドルを調達した。G2ベンチャー・パートナーズ (G2 Venture Partners) とエクリプス (Eclipse) が共同でリードした。
消費者に検査サービスを提供するファンクション (Function) は、ジェネラル・カタリスト (General Catalyst) から4億5000万ドルの成長資金を確保した。防衛・宇宙用途の小型マイクロリアクターを開発するアンタレス (Antares) は、シリーズCの株式資金で3億7000万ドルを調達した。また、AIシミュレーションツールを開発するシミレ (Simile) は、2億ドルを超える資金を調達し、企業価値は20億ドルと評価された。
この他、サイバーセキュリティプロバイダーのスレットロッカー (ThreatLocker) がシリーズFで1億9000万ドル、独立系ファイナンシャルアドバイザー向け代替投資プラットフォームのカイアス (CAIS) がシリーズDで1億7000万ドル、企業向けプリペイドカードを提供するペックス (PEX) が1億6000万ドル、AIインフラ向け接続技術を開発するエリヤン (Eliyan) がシリーズCで1億4500万ドルを調達した。
参考: Crunchbase News — 2026年8月1日 05:14 (JST)