Replitは2026年6月16日(現地時間)、Anthropicが開発する大規模言語モデルClaudeとの直接連携を開始したと発表した。これにより、対話を通じてアプリケーションの設計から構築、出荷までのプロセスをコンテキストを失うことなくシームレスに実行できるようになった。自然言語を用いてClaude内でアプリを設計し、そのままReplitに送って開発を進めることが可能になる。
Replitは、ClaudeがReplit Connectorを介してあらゆる一般的な開発タスクをReplitに委任できるようになったと説明している。バックエンドの立ち上げ、機能構築、既存プロジェクトの反復作業において、両ツールが連携することでアイデアの具現化に集中できるとしている。
同社はまた、Replit Agentのカスタマイズ機能も導入した。これはCustom InstructionsとSkillsの2つの要素から構成される。Custom Instructionsは、チームの慣行(プロジェクト構造、シークレット管理、デザインシステム、テスト標準、コードスタイルなど)をエージェントのコンテキストに自動注入し、全てのプロジェクトおよびセッションで適用される。これにより、開発者はエージェントに毎回指示を繰り返す手間を省ける。
さらに、ReplitはSocketとの提携により、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ機能Package Firewallを公開した。これは悪意のあるパッケージや侵害されたパッケージがアプリにインストールされるのを防ぐネットワークレベルのセキュリティ保護であり、デフォルトで有効化されている。導入から約1週間で、Package FirewallはReplit上の開発者に対して1日あたり約8,000件のパッケージブロックを実施していると報告されている。
その他、ReplitはShopifyとの連携も強化し、Replit Agentとのチャットを通じてカスタムShopifyストアフロントの設計と立ち上げを可能にした。ユーザーはストアの説明をするだけで、エージェントがフロントエンドを生成し、新しいShopifyストアを作成、製品を追加する。ストアの取得と支払い設定後、Replitからストアフロントのデプロイと管理が可能となり、最初のプロンプトから実際の注文受け付けまで約10分で完了するとされている。
参考: Replit Blog (アーカイブ) — 2026年6月17日 00:00 (JST)
原文ハイライト"Replit is now available directly inside Claude, making it easier than ever"