Google DeepMindは2026年8月1日(現地時間)、生成AIモデル「Gemini 3.6 Flash」の一般提供を開始した。同モデルは、既存の「Gemini 3.5 Flash」と比較して、コーディング、知識作業、およびマルチモーダル性能を向上させながら、トークン効率の改善を実現している。エージェントワークフローやコーディングタスクに最適化されている。

Gemini 3.6 Flashは、Gemini 3シリーズの最新モデルであり、最大100万トークンのコンテキストウィンドウと64Kトークンの出力をサポートする。入力はテキスト文字列、画像、音声、ビデオファイルに対応する。

価格面では、入力が100万トークンあたり1.50ドル、出力が100万トークンあたり7.50ドルで提供される。

ベンチマーク評価では、Gemini 3.6 Flashは「SWE-Bench Pro」で58.7%、「DeepSWE v1.1」で49%、Terminal-bench 2.1で78.0%を記録し、旧モデルのGemini 3.5 Flashを上回った。特に「MLE-Bench」では63.9%を達成し、Gemini 3.5 Flashの49.7%から性能が向上している。主な用途として、エージェントワークフロー、コーディングタスク、複数週間にわたる企業プロセスが挙げられる。

既知の制限事項には、大規模基盤モデルに共通のハルシネーションの可能性、ジェイルブレイク耐性の継続的な改善、および一時的な応答の遅延やタイムアウトが含まれる。知識カットオフは一部のドメインで2026年3月、その他のドメインでは2025年1月となっている。安全性評価では、多言語およびコンテンツ安全性においてGemini 3.5 Flashを上回り、不当な拒否(unjustified refusals)は低い水準を維持している。


参考: deepmind.google (アーカイブ) — 2026年8月2日 09:00 (JST)

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