Together AI(トゥギャザーAI)は2026年7月28日(現地時間)、Moonshot AI(ムーンショットAI)との戦略的提携を発表した。この提携により、Together AIのインフラ上でMoonshot AIのKimiシリーズモデルをネイティブに提供する。最初のモデルとして2.8兆パラメータの「Kimi K3」の提供を開始し、今後のMoonshot AIのオープンウェイトモデルも全てTogether AI上でローンチする予定だ。
この提携に基づき、Together AIはMoonshot AIのモデルリリースのローンチプラットフォームとなる。「Kimi K3」は、2.8兆パラメータの疎なMixture-of-Expertsモデルで、ネイティブのビジョンサポートと1Mトークンのコンテキストウィンドウを備えている。
Moonshot AIは「Kimi K3」を、新しいアーキテクチャコンポーネントであるKimi Delta Attention(KDA)とAttention Residuals(AttnRes)を中心に構築した。KDAはシーケンス長全体での情報フローを変更し、長いコンテキスト長でのデコーディングを高速化する。AttnResはモデルの深さ全体で表現が取得される方法を改善し、最小限の追加計算コストでトレーニング効率を向上させる。Moonshot AIは、これらの最適化により「Kimi K2」と比較して約2.5倍の優れたスケーリング効率が実現されたとしている。「Kimi K3」は、長期的なコーディング、エージェントワークフロー、ゲーム開発、および知識集約型タスク向けに設計されている。
Kimiモデルは、Together AI Inference製品のServerless、Provisioned Throughput、Dedicated Inferenceを通じて利用可能となる。開発者は、フルウェイトおよびLoRA強化学習、高度な教師ありファインチューニングを含むカスタムトレーニング機能を利用して、Kimiモデルを自身のデータでポストトレーニングすることもできる。この提携により、開発者は「Kimi K3」および将来のMoonshot AIリリースをDay zeroで利用でき、生産対応インフラ、単一の統合、柔軟なポストトレーニングオプションが提供される。
参考: Together AI Blog — 2026年7月29日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Together AI announces strategic partnership with Moonshot AI to natively serve Kimi models"