Replit(リプリット)は7月28日(現地時間)、Ambient Intelligenceを中核とする新たなクリエイティブスイート「Replit Design」を発表した。同サービスは、アイデアからデザインへの具現化プロセスを高速化し、思考と同じ速さで形にする設計を特徴とする。複数の主要なデザイン向けモデルであるClaude、GPT-5、Gemini、Kimi、GLMに対応している。

Replit Designは、専門的なデザイナーでなくともユーザーが自身のアイデアを具現化できることを目指している。中核となるAmbient Intelligenceは、デザインプロセスの各ステップでバリエーションや進行を提案し、ワンクリックでそれらを採用可能にする。これにより、ユーザーの頭の中にあるイメージを画面上で再現するまでの障壁を低減する。

既存のデザインツールがテンプレートを出発点と位置づけるのに対し、Replit Designではテンプレートを「材料」として捉える。ユーザーはプロジェクト進行中に、実在のデザイナーが作成した数百種類のライブラリからテンプレートを自由に追加し、新たなインスピレーションを導入できる。

また、UIおよびUXのリファレンスライブラリであるMobbinをReplit Designに統合した。これにより、200万人以上のデザイナーに利用され、毎週更新される60万以上の実世界画面と1,000以上のアプリに関するデータに、Mobbinアカウント不要でアクセスできるようになった。ユーザーは作成したいものを記述するだけで、このライブラリから情報を活用し、アイデアを完成したアプリやサイトに変換することが可能となる。

デザインシステムも内蔵されており、既存のものをアップロードするか新規作成することで、作成されるすべてのデザインがブランドガイドラインに沿って自動的に調整される。これは、複数のツール間での連携時に発生しうる色や書体の不整合を防ぐとされている。発表を記念し、Replitは50,000ドル以上の賞金とReplitクレジットを提供するDesignathonを開催している。既存のCanvasユーザーにとって、Replit DesignはCanvasの進化形であり、既存のプロジェクトは自動的に引き継がれる。


参考: Replit Blog (アーカイブ) — 2026年7月29日 00:00 (JST)

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