Freehandは2026年7月29日(現地時間)、企業の複雑なサプライチェーン支出とバックオフィス業務を管理する自律型AIエージェントの拡大のため、シリーズBで7500万ドルを調達したと発表した。この資金調達はBattery VenturesとNewRoad Capital Partnersが共同で主導し、Nexus Venture PartnersやPenny Pritzkerも参加した。これにより、Freehandの累積調達額は1億ドルに達した。

サンフランシスコに拠点を置くFreehandは、CEO兼共同創業者であるNitin Jayakrishnanが、今回の資金調達額が2024年3月に実施されたシリーズAの2500万ドルを「大幅に上回る」ものだと述べた。Freehandは、2024年2月にJayakrishnanとAbhijeet Manoharによって設立された。両氏は以前、大規模なエンタープライズロジスティクス向けSaaS型輸送管理システム(TMS)であるPandoを共同で設立し、2026年初頭に戦略的買い手に売却した経緯がある。

Freehandは、Rampのような法人カードや従業員の旅費、請求書支払いに焦点を当てる支出管理プラットフォームとは異なり、複雑なサプライチェーン業務を対象としている。同社のAIエージェントは、ロジスティクス、原材料、部品、労働力における非標準的な支出を管理する。契約書、ポリシー、電子メール、社内データなどを読み込み、請求書の検証、業務マイルストーンの追跡、ベンダー交渉といったタスクを既存の企業システム内で実行する。

大規模なグローバル企業にとって、複数のサプライヤーからの請求書を追跡することは困難な課題となっている。Jayakrishnan氏は、請求書が実際の作業と一致しているかを確認するには、大規模なバックオフィスチームが必要だと指摘した。請求書の不一致が生じた場合、FreehandのAIエージェントはサプライヤーと直接交渉し、戦略的なベンダー関係を維持しながら調整を行うとされている。人間による介入なしにプロセスを真に自動化することがFreehandの提供価値だと述べられている。

同社は、Meta、Johnson & Johnson、Pfizer、Cardinal Healthを含む約50の顧客を抱えている。同社によると、そのプラットフォームは人間による監視なしに、60から70カ国、数百の通貨で数十億ドル規模の支払いを自律的に処理しているという。


参考: Crunchbase News — 2026年7月29日 18:00 (JST)

原文ハイライト

"still runs on manual labor and repetitive workflows that are begging to be automated."

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