Vercelは2026年7月27日(現地時間)、開発プラットフォーム「Vercel Sandbox」がフォーク機能をサポートしたと発表した。この新機能により、Sandboxインスタンスの複製が可能となり、既存のSandboxから設定や環境変数を継承した新しいインスタンスを迅速に作成できる。
フォーク機能は、ソースとなるSandboxの現在のスナップショットから開始され、その設定(config)と環境変数(environment variables)を継承する。ソースが実行中の場合、フォークは最新の保存状態(latest saved state)を複製し、ライブのメモリ内状態(live in-memory state)は対象としない。ソースにスナップショットが存在しない場合は、ソースのランタイム(runtime)と設定を使用して、新たにSandboxを作成する。
フォーク時に渡されたパラメータは、継承された値を上書きする。フォークにかかる時間はSandboxの新規作成とほぼ同じであり、同様の制限が適用される。この機能は、共有ベースからエージェントを分岐させたり、各テナントにテンプレートのコピーを提供したり、一つのセットアップの異なるバリエーションを並行して実行したりする用途で活用できる。
Sandboxをフォークするには、SDKまたはCLIを通じて実行する。SDKを利用する場合は「@vercel/sandbox」を、CLIを利用する場合は「sandbox」をそれぞれ最新バージョンにアップグレードする必要がある。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年7月28日 13:00 (JST)
原文ハイライト"Vercel Sandbox now supports forking with Sandbox.fork()"