NVIDIAは2026年7月26日(現地時間)、自社のVera CPUを活用し、次世代CPUおよびGPUの設計を加速していると発表した。現代のチップ設計の複雑化に対応するため、NVIDIA Vera CPU向けに電子設計自動化(EDA)アプリケーションを最適化するべく、業界大手のCadenceおよびSynopsysと協力している。NVIDIAはすでにVeraを自社のEDAワークフローに導入している。

NVIDIAはVera CPUを、自社の次世代プロセッサを開発するEDAワークフロー全体に展開している。Vera CPUは、88個のカスタムNVIDIA Olympus CPUコアと高効率LPDDR5Xメモリサブシステム、第2世代NVIDIA Scalable Coherent Fabricを組み合わせ、高いコア性能、高メモリ帯域幅、低遅延を実現する。これにより、エンジニアリングチームはデザインの検証を迅速化し、製品をテープアウトに近づけることが可能になる。

NVIDIAの初期テストでは、Cadence Jasper (フォーマル検証プラットフォーム) とSynopsys VCS (高性能機能検証ソリューション) を用いた結果、一部のワークロードで最大1.5倍の性能向上を示した。NVIDIAは両社と協力し、アプリケーションプロファイリング、ソフトウェア最適化、システムレベルチューニングを進め、幅広いワークフローでのエンジニアリング生産性向上を目指す。

NVIDIAは、Veraを基盤に、次世代のRosa CPU (NVIDIA Rigel core搭載) を計画しており、EDAアプリケーションの最適化も継続する。この取り組みは、シリコン設計、ソフトウェア最適化、システムエンジニアリング間の継続的なフィードバックループを構築する戦略の一環である。


参考: NVIDIA Blog (AI) (アーカイブ) — 2026年7月27日 09:45 (JST)

原文ハイライト

"Both applications showed up to 1.5x higher performance on selected workloads."

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