Simon Willisonは2026年7月17日(現地時間)、大規模言語モデル (LLM) が生成した文章に頻出する決まり文句や定型パターンを特定し、強調表示するウェブベースのツール「LLM cliché highlighter」を発表した。ブラウザ内で動作するこのツールは、LLMテキストの単調さを軽減し、より自然で洗練された表現を促す。ユーザーは入力テキスト内で検出されたパターンを瞬時に視覚的に確認でき、生成されるコンテンツの質向上に寄与することが期待されている。

Simon Willisonは2026年7月17日(現地時間)に自身のブログSimon Willison’s Weblogで、LLM cliché highlighterと呼ばれる新しいウェブツールを発表した。このツールは、大規模言語モデル (LLM) が生成するテキストに頻繁に現れる定型表現や決まり文句を検出し、強調表示することで、ユーザーがそれらを識別しやすくする。

Willisonは、LLMが生成した記事を読む際に、予測可能な表現や決まり文句が繰り返し使われることに不満を抱いていたことが、このツールの開発動機となったと説明している。検出対象には、「no X, no Y」といった構文や、「sit with that」などの特定のフレーズ、さらにはコンテンツマーケティングで多用される表現が含まれる。

LLM cliché highlighterは、完全にブラウザ内で動作する設計だ。ユーザーはテキストを入力するだけで、ツールがこれらの決まり文句を瞬時に特定し、異なる色で強調表示する。検出されたパターンはトグル可能な機能として提供されており、ユーザーは特定のパターンのみを有効または無効に設定できる。また、一致したパターンの数を表示し、マッチリストを提供することで、検出された箇所へ迅速に移動することが可能になっている。

ツールのインターフェースは直感的で、ブラウザのlocalStorageサポートにより、入力されたテキストや設定がセッション間で維持されるため、使い勝手にも配慮されている。現時点では、合計10種類の一般的な決まり文句やパターンを検出する能力を持つ。

このアプリのコーディングはFable 5 vibeによって行われた。


参考: Simon Willison’s Weblog — 2026年7月17日 21:11 (JST)

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