Fireworksは7月14日(現地時間)、シリーズDラウンドで15.05億ドルの資金調達を発表した。このラウンドはアトレイデス・マネジメント (Atreides Management)、インデックス・ベンチャーズ (Index Ventures)、TCVが主導し、NVIDIAなどの戦略的投資家が参加した。今回の資金調達により、同社の評価額は175億ドルに達した。
Fireworksの今回の大型資金調達は、同社がすでに年間換算収益(annualized revenue run rate)で10億ドルを超え、1日あたり40兆トークン以上を提供しているという実績を背景としている。特に注目すべきは、提供されるトークンの95%以上が顧客独自のデータで特殊化され、特定のタスク向けに最適化されたモデルに由来している点である。
同社は、企業が汎用モデルを自社データで訓練された「特殊化されたインテリジェンス」に変換し、高性能な推論スタック上で大規模に提供することを支援している。これにより、各ビジネスの固有の要件に合わせたAIソリューションが実現され、フロンティアレベルのパフォーマンスを低コストで提供可能になると説明されている。オープンモデルの能力がクローズドなフロンティアモデルに急速に接近する中、企業は自社の製品やサービスを支える基盤となるインテリジェンスを自ら所有、カスタマイズ、そして継続的に改善できる環境を求めているという。
調達した資金は、コンピューティングインフラの拡張、エンジニアリングチームの増強、および企業が製品やオペレーションを強化するインテリジェンスを所有するためのプラットフォーム開発の継続に充当される計画である。これにより、より多くの企業が自律性と競争力を高めるためのAI戦略を実行できるようになると期待を示している。
参考: fireworks.ai (アーカイブ) — 2026年7月15日 00:00 (JST)