OpenAIは2026年7月12日(現地時間)、ChatGPTのPlus、Pro、Businessの各有料プランにおいて、5時間連続利用制限を一時的に撤廃したと発表した。これは、新たな大規模言語モデル「GPT-5.6 Sol」の提供開始後、需要が急増したことへの対応で、利用制限は週次の上限のみに一本化される。

OpenAIのCodex(コーデックス)チームに所属するティボ・ソティオー(Tibo Sottiaux)氏が2026年7月12日に発表したところによると、GPT-5.6 Solの導入後48時間でトラフィックが倍増したため、今回の対応が実施された。5時間制限の撤廃に加え、GPT-5.6 Solの推論効率が向上し、タスクあたりのクォータ消費が削減される見込み。また、週次利用制限も100%にリセットされた。同日朝には、Codexの月間アクティブユーザー数が600万人を突破したことも明らかになった。

以前のシステムでは、5時間連続利用制限と週次上限が個別に設定されており、長時間のセッション中に5時間制限に達してしまうというユーザーからの苦情が寄せられていた。今回の変更により、利用者は週次上限のみを考慮して利用計画を立てることが可能になる。ソティオー氏は、今回の5時間制限の撤廃は一時的な措置であると述べている。

同時期に、競合企業であるAnthropicも、同社のモデル「Fable」のプロモーション期間を7月19日まで延長するなど、両社間でユーザー獲得に向けた動きが見られる。OpenAIは、今回の変更がサブスクリプション利用者の離反を防ぐための対応策の一つである可能性を示唆している。


参考: explainx.ai — 2026年7月13日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"Temporarily remove the 5-hour usage limit on Plus, Pro, and Business"

この記事をシェア
X はてブ LinkedIn