Snowflakeは2026年6月30日(現地時間)、Snowflake Marketplaceのパートナーが2026年上半期に総予約収益1億ドル以上を計上したと発表した。これは前年同期比277%の成長に相当する。同期間で1,700件以上のトランザクションが発生しており、データプロバイダー、アプリケーション開発者、AIスタートアップによるAgentic AI製品の構築がこの成長を牽引している。
Snowflake Marketplaceは、従来のデータ提供だけでなく、AIアプリケーション、Agentic AI製品、エンタープライズSaaSを含むエコシステムへと変化している。データリスティングやデータシェアは、手動開発なしにAgentic AIエージェントへと自動変換され、顧客はデータを移動させることなく自然言語で質問し、会話型のエクスペリエンスを得ることが可能になった。
初期段階でAgentic AIエージェントを提供している企業には、エクイラー (Equilar)、クランチベース (Crunchbase)、ダン&ブラッドストリート (Dun & Bradstreet)などが含まれる。Dun & Bradstreetのゼネラルマネージャー、エリザベス・バレット (Elizabeth Barrette)氏は、Snowflake Cortex Agentsにより顧客が6億4,000万以上の検証済みビジネス記録を自社のデータペリメーター内で自然言語で理解できるようになったと述べた。
Marketplaceで提供される製品には、顧客のデータ環境内で動作するSnowflake Native Apps(Sema4.aiやPenguin AI)、外部にロジックを持つConnected Apps(Sigmaやdbt Labs)、そしてS&Pグローバル (S&P Global)、ファクトセット (FactSet)、ナスダック (Nasdaq)などの第三者データセットが含まれる。Snowflakeの顧客の42%以上が、単発の取引ではない長期的な関係を示す「stable edges」を一つ以上持っている。
Snowflake Marketplaceは、データ移動の削減、AWS、Azure、GCPにわたるクロスプラットフォーム展開、組み込みのエンタープライズ信頼性(ロールベースアクセス制御、暗号化)、一元的な提供を特徴としている。データイク (Dataiku)のバイスプレジデント、タイ・モーラー (Taye Mohler)氏は、Marketplaceが単なる調達チャネルではなく、AIを大規模に拡張するための時間を短縮すると指摘している。
参考: snowflake.com (アーカイブ) — 2026年7月1日 10:54 (JST)