Zhipu AIは2026年8月17日(現地時間)、次世代基盤モデル「GLM-5.3」を発表した。このモデルは、サイバーセキュリティ関連の国際ベンチマークテストにおいて、既存の西側競合モデルを上回る性能を示した。同社は、GLM-5.3が従来の単純なコード生成から自律的な深層デジタル防御へと大幅な進化を遂げたと説明している。

Zhipu AIは、GLM-5.3がサイバーセキュリティの脆弱性推論評価であるCyberGymテストで84.5%の最高スコアを記録したと発表した。これはAnthropicのMythos 5モデルの83.8%をわずかに上回るものだった。また、複雑な推論と実世界の脆弱性検証を評価するExploitBenchテストでは54.4%を達成し、前世代モデルの性能を2倍以上に向上させた。

同社は、清華大学 (Tsinghua University) および南開大学 (Nankai University) の研究者、さらにQi An Xin、Venustech、Tencent Xuanwu Lab、DarkNavy、CyberKunlun、Cloudbreakといった中国のサイバーセキュリティ企業と協力し、集中的なレッドチーミング試験を実施した。この実地試験により、269の主要ソフトウェアプロジェクトで2,436件の脆弱性が確認された。これらの中には、Android、Windows、macOSといった主要なオペレーティングシステムや、広く使われているモバイルメッセージアプリに長年潜んでいたものを含め、1,000件以上が中程度から高程度の重大度に分類された。

Zhipu AIは、発見された脆弱性をCNVDおよびCNNVDを含む中国の公式国家脆弱性データベースに提出したことを確認している。これにより、悪意のある攻撃者が悪用する前に、公共および企業のインフラストラクチャを保護するための連携したパッチ適用プロトコルが開始されると述べている。


参考: chinatechnews.com — 2026年8月17日 01:12 (JST)

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