Cerebras Systems (セレブラス・システムズ) は6月23日(現地時間)、2026年会計年度第1四半期(3月31日終了)の決算を発表した。GAAPベースの四半期売上高は1億9340万ドルで、前年同期比94%増を記録した。同社はまた、OpenAI (オープンAI) との間で750メガワット規模、200億ドルを超える複数年契約を締結したこと、およびAmazon (アマゾン) との複数年パートナーシップによりAWS (アマゾン・ウェブ・サービス) への高速推論提供を開始したことも明らかにした。

発表によると、2026年第1四半期のコア売上高は1億9130万ドルで、前年同期比92%増となった。GAAP粗利益率は45%を計上している。同期のGAAP営業損失は1500万ドル、GAAP純損失は1400万ドルだった。

ビジネスハイライトとして、OpenAIとの複数年契約では、今後数年間で750メガワットの高速推論コンピューティングをOpenAIに導入することに合意した。また、AWSとのパートナーシップでは、AWSのTrainium 3チップによるプリフィルとCerebras CS-3による高速推論デコードを組み合わせた、分散型推論戦略を展開する。

さらに、エンタープライズ顧客向けにはKimi K2.6 (キミ K2.6) とGemma 4 (ジェマ 4) のトライアルを開始した。Cerebrasで提供される初の1兆パラメータモデルであるKimi K2.6は、独立機関Artificial Analysis (アーティフィシャル・アナリシス) の測定で1000トークン/秒に迫るパフォーマンスを達成した。Gemma 4 31Bは、Artificial Analysis Intelligence Indexのスコアに基づき、Cerebras上で1桁高速に動作する。

資金調達面では、第2四半期にIPOを通じて64億ドルの総収益を調達した。これは、2月の10億ドルのシリーズHプレIPO資金調達と、1月のOpenAIからの10億ドルの運転資金ローンに続くものだ。4月には、データセンター買収のペース加速戦略を支援するため、最大8億5000万ドルのリボルビング信用枠も確保している。

2026年第2四半期のコア売上高については、前年同期比88%増の約1億9400万ドルを見込んでいる。通期では、コア売上高は8億5500万ドルから8億6500万ドルの範囲で、中央値で前年同期比69%増を予測している。


参考: investors.cerebras.ai (アーカイブ) — 2026年6月24日 01:00 (JST)

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