ByteDance(バイトダンス)は2026年6月24日(現地時間)、Volcano Engine FORCE conferenceで次世代AIモデルファミリー「Doubao 2.1 Pro」を発表した。企業向けAI導入強化を目指し、特にコーディングおよび長鎖エージェントタスク実行、マルチモーダル理解に重点を置いている。同社はDoubao 2.1 Proが一部評価指標でClaude Opus 4.6を上回ると主張し、コスト面での優位性も示している。

ByteDanceが発表したDoubao 2.1 Proは、Seed 2.1モデルファミリーの中核を成す。このモデルファミリーにはProとTurboの2つのバリアントがあり、エージェント機能を持つ企業向けの生産性向上に特化している。

Doubao 2.1 Proは、Terminal Bench 2.1、SWE-Pro、SciCodeにおけるコード生成で主要なスコアを獲得した。また、OSWorld、MobileWorld、MMMU-Proではエージェントおよびマルチモーダルタスクで高い成績を収めているという。同社はDoubao 2.1 Proが複数の評価指標においてClaude Opus 4.6を凌駕すると発表した。

価格設定は、入力トークン100万あたり6元、出力トークン100万あたり30元で提供される。キャッシュヒット価格は最低1.2元となる。Volcano Engineは、Doubao 2.1 Proの総所有コストがClaude Opus 4.6と比較して約80%低いと表明している。高頻度の企業利用シナリオ向けには、半額で利用できるTurboバリアントも用意されている。

2026年6月時点で、Doubaoモデルファミリーの1日あたりのトークン呼び出し数は180兆を超え、過去1年間で10倍以上の成長を示した。調査会社IDCの報告によると、Volcano Engineは中国の公共クラウドModel-as-a-Service分野で49.5%の市場シェアを占めている。110万以上の企業および個人開発者がVolcano Arkモデルサービスを利用しており、200社が年間1兆トークンを超える呼び出しを行っている。

また、今回の会議では、最大50のマルチモーダル参照入力から30秒の動画クリップを生成できる動画生成モデル「Seedance 2.5」がプレビューされた。Seedance 2.5は現在グローバル企業ベータ版が提供されており、7月初旬に一般提供が予定されている。画像生成モデルSeedream 5.0 Proおよびマルチキャラクター音声合成モデル「Seed-Audio 1.0」も披露された。さらに、開発者ツールとして、エージェント展開を簡素化する「Ark CLI」と、企業向けエージェントワークベンチ「ArkClaw」が発表された。


参考: dataconomy.com — 2026年6月24日 18:57 (JST)

原文ハイライト

"ByteDance claims Doubao 2.1 Pro outperforms Claude Opus 4.6 across several evaluation metrics."

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