統合プラットフォームを提供するMakeは、Anthropicの大規模言語モデル「Claude」の旧バージョン「claude sonnet 4」および「claude opus 4」を、2026年6月15日をもって非推奨化すると告知しました。この変更により、該当モデルへのAPIリクエストはエラーを返すようになり、Makeプラットフォーム上の既存の自動化シナリオに影響を与える可能性があります。ユーザーは代替モデル「claude sonnet 4 6」と「claude opus 4 6」への移行を促されています。
Makeのヘルプセンターに掲載された情報によると、Anthropicが提供する二つの「Claude」モデル、「claude sonnet 4」と「claude opus 4」が、2026年6月15日以降利用できなくなります。この非推奨化は、Makeプラットフォーム上でこれらのモデルを使用している全てのユーザーに影響を与えます。
具体的には、2026年6月15日以降、これらの旧モデルに向けられたAPIリクエストはすべてエラーを返します。これに伴い、Makeの既存のシナリオに組み込まれたモジュールは、実行時に失敗する事態が想定されます。ユーザーは、自身のMakeアカウント内のAnthropicのクロードモジュールを確認し、影響を受ける非推奨モデルを、サポート対象の最新モデルに速やかに置き換えることが求められています。
非推奨化される「claude sonnet 4」の代替モデルとしてはclaude sonnet 4 6が提示されています。同様に、「claude opus 4」の代替モデルは「claude opus 4 6」となります。これらの新しい代替モデルへの移行により、各ユーザーの使用量や利用頻度に応じて費用が変更される可能性があるため、Anthropicの公式サイトで公開されているモデル価格に関する最新の文書を事前に確認するよう、Makeはユーザーに促しています。
Makeは、この移行期間中にユーザーがスムーズに新しいモデルへ切り替えられるよう、詳細なガイドラインやサポート情報を提供する予定と見られます。旧モデルの非推奨化は、AIモデルの進化とパフォーマンス向上の一環であり、ユーザーはより高性能で安定したモデルを利用できるようになると期待されています。
今回のMakeのようなiPaaS(integration Platform as a Service)提供企業によるモデル非推奨化は、クラウドサービスを基盤とする現代のシステム運用において、APIエコシステムの変動性が常態化している現状を示唆しています。企業は、特定のベンダーやAPIへの過度な依存が将来的に運用コスト増大やシステム停止リスクにつながる可能性を常に認識する必要があります。特に自動化プラットフォームを利用する実務者にとっては、提供されるAPIのライフサイクル管理や、代替手段への円滑な移行計画を事前に策定しておくことが、ビジネス継続性の確保において極めて重要です。このような非推奨化の告知は、企業が技術的負債を最小限に抑え、アジリティ(俊敏性)を維持するための継続的な対応を促すものと言えます。
参考: help.make.com — 2026年6月15日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Anthropic Claude Model Deprecations on June 15, 2026"