Microsoftは2026年7月30日(現地時間)、Copilot、GitHub Copilot、およびAIエージェント機能を単一のアプリケーションに統合する計画を明らかにした。同社のサティア・ナデラ (Satya Nadella) CEOが決算説明会で確認したもので、Copilot chat、GitHub Copilot、Copilot Cowork、およびAutopilotエージェントシステムを一つのアプリに集約する。これにより、複数のAIツール間での切り替えを不要とし、ユーザーはアプリケーションを離れることなく、文脈を維持したままチャットからコード作成、タスクの自動実行までを一貫して行えるようになる。具体的な名称やリリース日は未定だが、2026年内の提供を目指す。
Microsoftのサティア・ナデラCEOは、決算説明会にて、同社がCopilot chat、GitHub Copilot、Copilot Cowork、そしてAutopilotエージェントシステムを統合する単一のアプリケーションを開発中であることを明言した。この新アプリは、一般消費者と法人顧客の両方を対象としており、2026年中に提供開始される見込み。ナデラ氏は、CopilotがチャットからCowork、Autopilotsへと進化していると述べ、今四半期中にこれらの要素(コードを含む)を一つのアプリに統合すると説明した。現時点では、名称、具体的なリリース日、詳細な機能については明らかにされていない。
現在のMicrosoftのAIツールは、Copilot chatが単独で、GitHub Copilotがコードエディター内で、Copilot Coworkが別のツールとして、Autopilotエージェントが個別に動作している。これらを統合することで、ユーザーはチャットで質問し、その文脈を維持したままコード作成に移行し、さらに自律型エージェントにタスクを引き継ぐといった連続した作業が可能になる。これは、OpenAIが発表した、チャットボットとコーディングツールを組み合わせたChatGPT Workと同様の競合戦略である。
統合される主な機能は以下の4点である。Copilot chatは一般的な質問応答、執筆支援、日常業務を扱う。GitHub Copilotは、VS Codeなどの開発ツール内でコードの提案や生成を行うコーディングアシスタントである。Copilot Coworkは、長期間にわたるAIとの共同作業において、セッション間で文脈を維持するツールとなる。Autopilotは、メール管理やダッシュボード更新といった複数ステップのタスクを自律的に実行するエージェント機能を指す。
一方で、Microsoftは、この統合アプリの具体的な動作方法について詳細を明らかにしていない。「今年中」という大まかなリリース時期、価格設定、提供されるプラットフォーム(Web、デスクトップ、モバイル、Mac)に関する情報は未発表である。また、企業向けには、個人データと業務データの分離、Microsoft PurviewやEntraといった既存のセキュリティおよびコンプライアンスポリシーの適用方法、既存プランに含まれる機能や別途サブスクリプションが必要となる機能といった点が不明確なままである。決算説明会では、Microsoft 365 Copilotが3000万以上の有料シートを獲得し、Microsoftの四半期収益が900億ドルに達したことも報告された。AIとクラウドサービスがその成長の大部分を牽引している。
参考: techweez.com — 2026年7月30日 16:07 (JST)