DeepSeek(ディープシーク)は2026年9月10日(現地時間)、新たなアーキテクチャファミリーにおける最小モデルとして「DeepSeek-V4.1-Flash」を発表した。同社は中国の人工知能スタートアップで、この発表に先立ち、上海のSTAR市場での新規株式公開(IPO)に向けた準備を進めていると報じられている。

DeepSeekが今回発表したDeepSeek-V4.1-Flashは、同社の声明によると、新アーキテクチャファミリーで最も小型のモデルと位置づけられている。

DeepSeekは中国の主要なAIスタートアップとして、活発な動きを見せている。2026年9月9日(現地時間)付けの現地報道では、上海のハイテク企業向けSTAR市場でのIPO準備のため、CITIC Securities(CITICセキュリティーズ)と提携したことが明らかになった。また、8月14日(現地時間)には「V4 Pro」モデルを正式リリースしており、これは「V4 Flash」モデルよりも最大14倍高価格になりうるとされる。その前日の8月13日(現地時間)には、「V4-Pro」と「V4-Flash」の両モデルのAPI価格を引き上げ、ピーク・オフピーク料金を導入することも発表している。

同社のAIモデルは、運用コストの低さでも注目されている。ある調査会社によると、DeepSeekの主要AIモデルは、世界の主要モデルの中でベンチマークテストでの運用コストが最も安く、Anthropic(アンソロピック)の「Claude Fable 5」と比較して100倍以上安価であるとされる。

DeepSeekは大規模な資金調達も実施しており、6月16日(現地時間)のThe Informationの報道によれば、最初の資金調達ラウンドで500億元(約74億ドル)以上を調達し、評価額は500億ドルを超えた。また、7月9日(現地時間)には、Nvidia(エヌビディア)やHuawei(ファーウェイ)のチップへの依存度を下げるため、独自のAIチップを開発していることも報じられている。過去には、5月23日(現地時間)に主力モデル「V4-Pro」の価格を恒久的に75%引き下げることを発表するなど、価格戦略も柔軟に展開している。


参考: reuters.com — 2026年9月10日 15:33 (JST)

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