Lenny's Newsletterが2026年8月24日(現地時間)付けで報じたところによると、B2B SaaSプラットフォーム「アンタングル (Untangle)」のソロ創業者であるライアン・カーソン (Ryan Carson) 氏は、エンジニアリング、顧客対応、投資家向けアップデートにAIツール「Devin」を月間2万ドル投じて活用している。カーソン氏は15のDevinエージェントを並行運用し、その管理にはフォルダシステムと手書きのリストを利用しているという。
カーソン氏は5度の起業経験を持つ人物で、以前はオンラインコーディング教育プラットフォーム「Treehouse」を共同創業し、20年近くにわたりテクノロジー企業の立ち上げと経営に携わってきた。現在、Xを通じて自身のソロ起業家としての道のりや、毎月のAIツールへの支出をリアルタイムで共有している。
カーソン氏が運用するDevinエージェントは多岐にわたる業務に対応している。例えば、Watchdog playbookと呼ばれるシステムを構築し、各法律事務所のアカウント監視を通じて顧客成功チームの機能を代替している。また、「LAN PR skill」を活用することで、QAチームによるレビューなしに1日40件のプルリクエストを完了させている。カーソン氏はほぼ全てのローカルエージェントからクラウドエージェントへの移行を進めていると述べ、デザインワークフローにおいては「Claude Design」でMarkdown仕様を作成し、「Codex」で実際の構築を行う手法を採用している。
Devinに加え、カーソン氏はOpenAIの「Codex」やAnthropicの「Claude Code」、「Claude Design」といったツールを状況に応じて使い分けている。その他にも、Claudeベースのデスクトップクライアント「OpenClaw」、コードエディタ「Cursor」、Devinに組み込まれたプルリクエストレビュー機能「BugBot」、エラー監視ツール「Sentry」、アナログなToDo管理システム「Ugmonk」などが運用内で参照されている。
カーソン氏によると、Untangleは離婚を専門とする法律事務所向けのB2B SaaSプラットフォームとして事業を展開している。同氏は、単にAIの出力量を増やすことが良い製品に繋がるわけではないという見解を示している。
参考: Lenny’s Newsletter — 2026年8月24日 21:04 (JST)
原文ハイライト"Ryan Carson is a five-time founder and the current solo founder of Untangle"