Vercelは2026年8月23日(現地時間)、開発環境「Vercel Sandbox」のグローバル提供を開始したと発表した。初期段階として、iad1 (ワシントンD.C.)、sfo1 (サンフランシスコ)、cle1 (クリーブランド)、cdg1 (パリ) の4地域で稼働し、iad1がデフォルト地域となる。全てのVercel地域への対応も今後予定している。
Vercel Sandboxは、データベースやオブジェクトストレージなどサンドボックスがアクセスするサービスに近い地域を選択することで、遅延を低減できる。地域選択機能は全てのプランで利用可能である。
ProおよびEnterpriseチーム向けには、フェイルオーバー地域の設定も提供される。プライマリ地域が利用できない場合、新しいサンドボックスは設定された中で最も近いフェイルオーバー地域で起動する。フェイルオーバーは設定された地域にのみ適用され、設定がない場合は選択された地域、またはプロジェクトのデフォルト地域でサンドボックスが起動する。スナップショットは作成された地域に保持され、移動できないが、フェイルオーバー時にはVercelが自動的に地域を跨いでスナップショットをロードする。
利用にあたっては、Sandbox SDK、Sandbox CLI、またはVercel CLIを最新バージョンに更新する必要がある。プロジェクト設定のSettings > Sandboxesから、またはVercel CLIを使用して、デフォルト地域とフェイルオーバー地域を構成できる。特定のサンドボックスに対して地域とオプションでフェイルオーバー地域をオーバーライドするには、SDKのSandbox.createメソッドまたはCLIのsandbox createコマンドで指定する。
参考: Vercel Blog — 2026年8月24日 13:00 (JST)
原文ハイライト"Vercel Sandbox now runs globally, starting with four regions"