Vercelは2026年7月29日(現地時間)、デプロイ時間をエンドツーエンドで最大7秒高速化したと発表した。プラットフォームの固定オーバーヘッドを最大5秒削減したほか、最新のVercel CLIからのデプロイではさらに最大2秒の高速化を実現した。この改善は、オーケストレーションが総ビルド時間に占める割合の大きい小規模なビルドで特に顕著である。

Vercelは、過去数ヶ月にわたり複数の最適化を実施した。主なプラットフォーム側の改善として、内部ビルドプロセスのシャットダウンがデプロイ準備のクリティカルパス外で処理されるようになり約2.2秒、Vercel CLIがセキュアなビルド環境内で事前に準備されることで約930ミリ秒の高速化を達成した。さらに、デプロイの最終処理が早期に開始され、ルーティングや出力メタデータが他の処理と並行して行われることで約413ミリ秒、重複するAPIおよびストレージリクエストの削減により約900ミリ秒の改善が見られた。これらの最適化は、Git、dashboard、またはVercel CLIを介してトリガーされるビルドに自動的に適用される。

最新のVercel CLIからのデプロイでは、ドメインエイリアス割り当てのイベントストリーム報告時にCLIが完了するようになり約1秒、デプロイチームが直接解決されることで約650ミリ秒、CLIにすでに返されたデプロイおよびプロジェクト情報が再利用されることで約500ミリ秒の追加高速化が図られた。これにより、最新のVercel CLIからデプロイされる小規模なビルドは、エンドツーエンドで合計最大7秒の高速化を達成している。CLIの更新にはvercel upgradeコマンドを実行する。


参考: Vercel Blog — 2026年7月30日 09:00 (JST)

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