EUは2026年7月26日(現地時間)、AI Omnibus法をEU全域で発効させた。この法律は、AI規則の簡素化を図りつつ、人々の安全と基本的権利の強力な保護を維持する。高リスクAIシステムに関する規則の適用期限をAnnex IIIについては2027年12月2日まで、Annex Iに該当する物理製品に組み込まれた高リスクAIについては2028年8月2日まで、それぞれ延長する。
2025年11月19日にデジタルオムニバスパッケージの一部として提案されたAI Omnibusは、中小企業 (SMEs) と小中規模企業 (SMCs) のコンプライアンスを容易にし、イノベーションと競争力を支援することを目的としている。
具体的には、規制サンドボックスへのアクセスを拡大し、EUレベルの規制サンドボックスを導入することで、規制監督下でのAIシステムの開発とテストの機会を増やす。また、SMEs向けの簡素化された法的義務をSMCsにも適用する。
安全と基本的権利の保護に関して、本人の同意なしに性的に露骨な内容や児童性的虐待素材を生成するAIシステムの禁止を即時適用する。AI Officeは、汎用モデルに基づき、大規模オンラインプラットフォームや検索エンジンに組み込まれた特定のAIシステムに対し、監督権限を拡大する。偏見検出のための個人データ処理も許可されている。
参考: digital-strategy.ec.europa.eu — 2026年7月27日 09:00 (JST)
原文ハイライト"the AI Omnibus enters into force across the EU, bringing extended timelines to administrative simplification."
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