Vercelは2026年7月28日(現地時間)、グローバルデータストア「Edge Config」の名称を「Global Config」に変更したと発表した。この改称は、機能フラグやリダイレクトなどのアプリケーション設定を、全ての地域で約1ミリ秒で読み取れるデータストアとしての役割を反映させる。全てのプランでストアサイズ上限を1 MBに引き上げ、ProおよびEnterpriseプランでは無制限のストアと書き込み回数増加を提供する。新しいサーバーサイドSDK「@vercel/global-config」と環境変数も導入する。

Global Configへの改称は、アプリケーションが実行時に読み込む設定(feature flags, redirects, experimentation settingsなど)に対応した、グローバルに複製されるデータストアとしての特性をより明確に示すものとしている。

具体的な変更点は以下の通り。 名称: 「Edge Config」から「Global Config」へ変更されたが、ストア自体に機能的な変更はない。 パッケージ: 既存の@vercel/edge-configは、新しいサーバーサイドSDK@vercel/global-configにドロップインで置き換えられる。 環境変数: Global Configストアをプロジェクトに接続する際、「EDGE_CONFIG」ではなく「GLOBAL_CONFIG」という環境変数が作成される。 制限: 全てのプランでストアサイズの上限が引き上げられ、Hobbyプランは1 MB(旧8 KB)、Proプランは1 MB(旧64 KB)、Enterpriseプランは1 MB(旧512 KB)となる。ProおよびEnterpriseプランでは、ストア数が無制限(旧Pro: 3、旧Enterprise: 10)となり、書き込み回数も1時間あたり100回(旧1日あたり480回)に増加する。

既存のプロジェクトについては、デプロイメント、接続済みのストア、および「EDGE_CONFIG」環境変数は引き続き動作するため、特別な操作は不要である。新しいSDKはデフォルトで「GLOBAL_CONFIG」を読み取り、「EDGE_CONFIG」にフォールバックする仕組みを持つため、ストアに影響を与えることなくパッケージの切り替えが可能である。ただし、新しいストアをプロジェクトに接続する前にアップグレードすることが推奨される。料金体系は、100万回の読み取りあたり3ドル、100回の書き込みあたり1ドルで変更はない。


参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年7月29日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"Connecting a Global Config store to a project creates a GLOBAL_CONFIG environment variable"

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