Vercelは2026年7月13日(現地時間)、同社のストレージサービスVercel Blobにおいて、プライベートストレージでの一貫した読み取り(consistent reads)をサポートしたと発表した。開発者は`get()`または`presignUrl()`メソッドに`useCache: false`オプションを渡すことで、最新の書き込みが反映されたデータを読み取ることが可能になる。
useCache: falseオプションにより、ユーザーはキャッシュをバイパスし、常に最新のデータを取得できるようになった。これまでのVercel Blobでは、新しいパス名への書き込みは即座に読み取りの一貫性が保証されていたが、既存のパス名への上書きの場合、最大60秒間、古いキャッシュバージョンが読み取られる可能性があった。
Vercelは、エージェントのメモリファイル、セッションのトランスクリプト、スケジュールされたJSONレポートなど、常に最新の情報が必須となるアプリケーションでのこの機能の利用を推奨している。useCache: falseを使用した読み取りはCDNをバイパスするため、キャッシュされた読み取りよりも時間がかかり、Fast Origin Transferを伴う。
この機能を利用するには、@vercel/blob SDKの最新バージョン (2.6.1) のインストールが必要となる。SDKを使用せずにキャッシュをバイパスする方法として、プライベートブロブのURLにcache=0クエリパラメータを追加することも可能である。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年7月14日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Pass useCache: false to get() or presignUrl() for a read that reflects the latest write."