クランチベース・ニュース(Crunchbase News)は2026年7月10日(現地時間)、今週のベンチャー資金調達上位10件を発表し、AI分野が再び資金調達を主導したと報じた。発表された上位10件の資金調達ラウンドのうち5件をAI関連が占め、特にAIインフラとサイバーセキュリティ分野では、それぞれ10億ドル規模の大型資金調達が2件あり、これらが全体のトップを牽引した。
今週の資金調達リストによると、トップにはサイバーセキュリティ企業のキーファクター(Keyfactor)とAIインフラ企業のサンバノバ(SambaNova)がそれぞれ10億ドルのプライベートエクイティラウンドまたはシリーズFラウンドで並んだ。
オハイオ州インディペンデンスを拠点とするキーファクター(Keyfactor)は、サミット・パートナーズ(Summit Partners)主導で10億ドルを調達し、デジタルアイデンティティおよびマシンアイデンティティ管理ソフトウェアを提供している。これにより、同社のこれまでの累計調達額は12.1億ドルとなった。
一方、カリフォルニア州パロアルトのサンバノバ(SambaNova)は、ジェネラル・アトランティック(General Atlantic)が主導する10億ドルのシリーズFラウンドを正式に発表し、評価額は110億ドルに達した。サンバノバ(SambaNova)はAIチップおよび企業向けAIインフラの開発を手掛けており、これまでの累計調達額は約25億ドルとなる。
その他、量子コンピューティングのOratomicが3億ドル、クリーンエネルギーのQuaise Energyが1億3400万ドル、人工知能のPrime Intellectが1億3000万ドルを調達した。暗号インフラ企業のGauntletはエスビーアイ・グループ(SBI Group)から1億2500万ドルを調達している。人工知能分野ではNorm AIが1億2000万ドル、航空宇宙・防衛のVenus Aerospaceが9100万ドル、バイオテクノロジーのFore Biotherapeuticsが7500万ドルを調達し、それぞれ上位10位にランクインした。
参考: Crunchbase News — 2026年7月11日 03:11 (JST)