Vercelは2026年7月1日(現地時間)、Vercel AI Gatewayにルーティングルール機能のサポートを開始した。この機能は、アプリケーションコードではなくゲートウェイレベルで、チームが使用できるモデルを制御するファイアウォールスタイルのルールを提供する。モデルの停止や廃止時に、コード変更なしでトラフィックを即座に再ルーティングすることが可能となる。
ルーティングルールには「Rewrite」と「Deny」の2種類がある。「Rewrite」は、あるモデルへのリクエストを別のモデルで処理する機能を提供する。これにより、モデルが利用できない場合でもトラフィックを継続させたり、廃止されたモデルからの移行、標準モデルへの統一、または高価なモデルから安価なモデルへのルーティングが可能になる。「Deny」は特定のモデルへのリクエストをブロックする機能で、チームが承認していないモデルの使用を防止する。
これらのルールは、チームのAI Gatewayクレデンシャルによる全リクエストに適用され、Vercel CLIを使用して管理する。ルールはリクエストを処理するモデルのみを変更し、BYOK、モデルフォールバック、ソート、only filter、プロバイダーオプションなどのリクエストレベルの設定、およびZero Data Retention、プロバイダーallowlistなどのチームレベルの設定は宛先モデルに引き続き適用される。
ルーティングルールは現在ベータ版として提供されている。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年7月2日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Routing rules are firewall-style rules that control which models your team can use"