OpenAIは8月15日(現地時間)、法人向けサービス「ChatGPT Enterprise (チャットGPTエンタープライズ)」および教育機関向け「ChatGPT Edu (チャットGPTエデュ)」における利用制限設定について、週次制限から月次制限への移行を進めることを明らかにした。同日までに既存の週次利用制限は自動的に月次制限へ変換され、以降は週次制限オプションが提供されなくなる見込み。ワークスペースの管理者とオーナーは、「Global Admin Console (グローバルアドミンコンソール)」から月次の利用制限や超過利用枠の設定が可能となる。
今回の移行は、ユーザーごとの月次利用制限と、ワークスペース全体の超過利用枠を管理するための変更である。企業および教育機関のワークスペースオーナーおよび管理者は、Global Admin Consoleの「Usage limits」設定ペインから、ワークスペース、グループ、およびユーザーに対する月次利用制限を設定できる。
ワークスペースの利用制限は、デフォルトの月次制限、グループごとのデフォルト制限、および特定のユーザーに対する個別の制限 (user overrides) を設定できる。利用期間は、毎月1日にUTCでリセットされるMonthly (default)または、ワークスペースの請求サイクル開始日に合わせてリセットされるAligned to billing cycleから選択可能である。また、利用量アラートを設定することで、指定した利用額の閾値に達した際に通知を受け取ることができる。
これらの制限は、ユーザー個人の利用を抑制する一方で、共有クレジットプールが枯渇した際のワークスペース全体の挙動を決定する。例えば、ユーザーが月次6,000クレジットの制限に達した場合、ワークスペースに共有クレジットが残っていてもそのユーザーの追加利用はブロックされる。逆に、共有クレジットプールが先に枯渇した場合、ワークスペースのoverage limit設定が、その後の利用継続の可否を決定する。ユーザー個人の制限は超過利用時も適用される。ワークスペースオーナーは、Global Admin Consoleから請求書や利用状況レポートにアクセスし、利用状況を監視できる。
参考: help.openai.com (アーカイブ) — 2026年8月15日 09:00 (JST)
原文ハイライト"By August 15th, we’ll automatically migrate your existing weekly limits to monthly limits."