智譜AI (Zhipu AI) は2026年6月22日(現地時間)、大規模言語モデル「GLM-5.2」を発表し、シリコンバレーで注目を集めている。americanbazaaronline.comの報道によると、このモデルは長時間にわたるコーディングタスクやエージェントワークフロー向けに設計されており、100万トークンという広範なコンテキストウィンドウを持つ。VercelのCEOであるギレルモ・ラウチ (Guillermo Rauch) 氏や、Meta、Google DeepMind、Microsoftの元副社長マット・ヴェロッソ (Matt Velloso) 氏らがSNS上でその性能に言及し、関心を示している。
智譜AIの「GLM-5.2」はオープンソースモデルとして提供されており、これはOpenAIやAnthropicが提供するモデルとは異なる方向性を示すものだとamericanbazaaronline.comは指摘している。
Anthropicは以前の報告で、中国がチップコントロールの緩和や「蒸留攻撃」といった手法を通じて、米国にAI技術面で急速に迫っていると警告していた。同報告書では、米国とその同盟国には最先端のAI能力において12〜24ヶ月のリードを確保する機会が残されていると述べられていたものの、そのリードを維持できる期間の窓口が長く開いているわけではないとも警告していた。
「GLM-5.2」のリリースを受け、開発元である北京拠点の智譜AIの株価は上昇した。South China Morning Postによると、「GLM-5.2」は智譜AIが提供する新しいサブスクリプションサービス「GLM Coding Plan」の全ユーザーが利用可能となる。このサブスクリプションを通じて提供されるAPIの価格は、Anthropicが提供するプレミアムティア「Claude Code」および「Claude Max」の約10分の1に設定されている。智譜AIは先週末に「GLM-5.2」のアプリケーションプログラミングインターフェース (API) を公開し、モデル自体はMITライセンスの下で正式にオープンソース化されると発表した。この戦略は、広範な開発者コミュニティへの普及を目指すとともに、AI技術の民主化を推進する意図があると見られる。
参考: americanbazaaronline.com — 2026年6月23日 02:51 (JST)
原文ハイライト"Genuinely impressed, almost shocked, at how good GLM-5.2 by @zai_org is at coding."