VC・資金調達

AIモデルのコモディティ化と費用構造の変化

Stratecheryが2026年7月20日(現地時間)付けで報じたところによると、中国製のオープンウェイトモデル「Kimi K3」が性能面で最先端に接近している。この進展はAI業界における限界費用の再燃を指摘しており、これまでのソフトウェアビジネスとは異なる費用構造が重視されつつあるという。特に、オープンウェイトモデルの活用がR&D費用を削減する一方で、推論実行におけるCOGS (Cost of Goods Sold: 売上原価) が収益に直結する点が強調された。

リサーチ・論文

Thinking Machinesが新モデル「インクリング」発表、米オープンウェイト首位獲得

Thinking Machinesは7月15日(現地時間)、新たなオープンウェイトモデル「インクリング (Inkling)」をリリースした。同モデルは「アーティフィシャル・アナリシス・インテリジェンス・インデックス (Artificial Analysis Intelligence Index)」で41点を獲得し、米国のオープンウェイトモデルとして首位に立った。これは以前の首位モデル「Nemotron 3 Ultra」の38点を上回る評価だ。総パラメータ数975Bでテキスト、画像、音声のマルチモーダル入力をサポートし、その高い性能と効率性が注目される。

ベンダー・製品

OpenRouter、オープンウェイトモデルの台頭を分析 中国勢がコーディングで優位

openrouter.aiは2026年6月26日(現地時間)、オープンウェイトモデルに関する分析レポートを公開した。同レポートによると、DeepSeek V4 Flash、GLM 5.2、MiniMax M3といったモデルがコーディング関連の性能指標で注目を集めている。オープンウェイトモデルの性能は、米国の主要なAI研究機関のモデルに追随しており、過去18カ月以上にわたり3〜6ヶ月の差を維持していると指摘した。