openrouter.aiは2026年6月26日(現地時間)、オープンウェイトモデルに関する分析レポートを公開した。同レポートによると、DeepSeek V4 Flash、GLM 5.2、MiniMax M3といったモデルがコーディング関連の性能指標で注目を集めている。オープンウェイトモデルの性能は、米国の主要なAI研究機関のモデルに追随しており、過去18カ月以上にわたり3〜6ヶ月の差を維持していると指摘した。

レポートは、DeepSeek V4 Flashが2026年4月にリリースされ、初めて実用的なagentic(エージェント的)パイプラインにおいて、AnthropicやOpenAIのフロンティアモデルの代替として導入されたオープンウェイトモデルであると評価した。DeepSeek V4 Flashは、SWE-bench Verifiedで79.0%のスコアを記録し、GPT-5.5クラスのagentic性能に匹敵するとされる。コスト効率の高さが採用を促し、その価格はGPT-5.5の出力コストの約150分の1である。

6月中旬にリリースされたジーエルエム 5.2 (GLM 5.2)は、計画品質と長期的なコーディング能力において優位性を示す。アーティフィシャル・アナリシス (Artificial Analysis)のIntelligence Index (v4.1)において、オープンウェイトモデルの中でトップの51ポイントを獲得した。また、米国の輸出規制によりAnthropicがFable 5やMythos 5の広範なアクセスを制限した数日後に登場したことで、継続性を求める組織にとって、フロンティアに近いコーディング性能を持つMITライセンスモデルの魅力が増したと分析されている。

ミニマックス M3 (MiniMax M3)は、今回取り上げられたモデル群の中で唯一、テキストだけでなく画像や動画をネイティブに理解するマルチモーダルモデルである。Artificial AnalysisのIntelligence Indexでは44ポイントだが、その特徴はモダリティ(処理対象とするデータの種類)の多様性にある。ミニマックス・スパース・アテンション (MiniMax Sparse Attention)技術により、100万トークン規模の推論を現実的なコストでサポートできる点が強調された。


参考: openrouter.ai — 2026年6月27日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"GLM 5.2 was released in mid-June but the early read is very strong."

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