Zapierは2026年11月2日(現地時間)、Vercelを活用し、アイデアを短時間で実用ソフトウェアに変える開発アプローチを公開した。同社は数年前からVercelをウェブ体験に利用しており、顧客向けAIからインタラクティブなパートナーデモ、社内アプリケーションまで、幅広い用途で採用を拡大している。
Zapierのエンジニアリング、パートナーシップ、マーケティングチームはVercelのプラットフォームを利用し、業務を迅速に進めている。Powered by Zapierチームは、v0を活用することで、これまで数週間かかっていたパートナーとのプロトタイプ作成プロセスを2時間未満でインタラクティブなデモとして実現している。バックエンドエンジニアのMichelle Chu氏は、v0によりデザインやフロントエンドの調整なしに10以上の異なるビューを持つプロトタイプを構築可能になったと述べている。
マーケティング部門では、Joe Stych氏が内部ハッカソンで「Marketing Hive」を構築し、機密情報を保護しつつ同僚と共有できる環境をVercel上に展開した。Stych氏はGit経験がないにも関わらず、約1日で3つの社内アプリケーションの初期バージョンを完成させ、約2ヶ月で部門横断的に利用されるまでに成長させた。彼が開発した「Marketing OS」は、60人以上のマーケターに日次ブリーフィングを提供し、個別の情報収集作業を代替している。
また、Zapierの別のチームは「AI Gateway」を利用し、顧客向けにAIモデルへのリクエストを単一のエンドポイントで送受信している。これにより、最適なモデルが変更されても、個別の統合を再構築することなく対応が可能である。Zapierは、1ヶ月で330万件のサンドボックスを作成し、AIワークロードのコード実行を分離している。同社は、今後もVercelを基盤に、企業全体でより多くのバージョンを構築していく方針を示している。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年11月3日 13:00 (JST)
原文ハイライト"Interactive partner demos in under two hours with v0"